短期間ダイエットの危険性
誰でも短期間でスリムな体型を手に入れたいと思っている事でしょう。
インターネットで検索すると、即効ダイエット、短期間ダイエットなどと称した、サプリメントやその方法等を沢山見つける事ができます。
短期間ダイエットで有名な野菜スープダイエット等は、確かに即効性があって、手術をする患者さんの為に作られた減量方法ですから、1週間で確実に減量をする事ができるメニューとなっています。
しかし短期間ダイエットの怖いところは、必ずリバウンドの危険性があるということです。
野菜スープダイエットに限らず、短期間で過剰な減量をしている人の半数以上が、必ずリバウンドをしていると言われています。
一時的に食事の制限をされてしまった身体の中では、エネルギーを確保する為に、脂肪分を体内に蓄積しようという機能が働きます。
その結果何度もリバウンドを繰り返していると、痩せにくい体質を作ってしまい、それどころか以前よりも、体重増となりますので注意が必要です。
一時的な減量ができたとしても、その後の生活習慣を変える事ができない人には短期間ダイエットは不適であると思われます。
何事も継続してこそ、良い結果が得られると思いますので、過剰なダイエットは注意したほうがいいでしょう。
それでも短期間で結果を得たいと方は、脂肪分の少ない食事をとりつつ、運動を行う事が一番の近道ではないでしょうか。
ダイエットに必要な運動時間
1日に必要な運動時間が、どの程度なのか、よく分からないという人が多いようですが、ダイエットや美容、健康維持という目的であれば、運動時間は細切れで行なっても全く問題ありません。
むしろ自分の体調を無視して、長時間の運動を続けると、体調不良になったりと継続した運動を行う事ができない可能性もあります。
3日坊主で終わるタイプの人は、初めの意気込みこそ良いのですが、無理をし過ぎてモチベーションが続かない事ありますよね。
ですから運動を長く、習慣付ける為には、10分程度の細切れの運動が適していると言われています。
ウォーキングやジョギング等有酸素運動を行う場合、最低20分以上は続ける必要があると言われていますが、20分という運動時間にとらわれる必要はありません。
10分づつの運動をちょこちょこと行う事で、全体の運動量を考えるとかなりの痩身効果を得ることができます。
また1日の間で、ワザワザ運動時間を決めてしまうと、天気や仕事の都合上、継続する事が難しくなります。
オススメの方法は、通勤の行き帰りや、お買い物の際はできるだけ歩く、エレベーターよりは階段を活用するというちょっとした心がけでもダイエット効果的は期待できます。
主婦の中には、特に運動時間を決めずとも、調理の際に片足を上げる、爪先立ちで家の中を歩く、となんとも奇妙な生活をおくっている人もいるようですよ。
ダイエットと生理の深い関係
誰もが知ってる女性の生理ですが、生理直前体重が増加するのはご存知でしょうか。
ダイエット中の方は特に生理直前、食事制限をしても逆に体重が増えていると悩んでいる人も多いようです。
しかし生理の前後にいくら過激なダイエットをしても、体重を減らす事はできません。
生理のメカニズムを知っておかないと、効率よく減量を行う事ができないどころか、逆にストレスを引き起こしてしまいます。す。
生理1週間前は、プロゲステロンというホルモン司令により、受精卵を迎える為、十分な栄養や水分を体内に蓄積する機能が活発になります。
その結果、生理前は、身体がむくんだり、体重が減らないといった症状になります。
ですから生理の前に体重が増えているからと言って、食事の量を減らしても全く意味がありません。
それどころか、ストレスから過食症になってしまう事もありますので、その間はリラックスを心がけ
できるだけバランスの良い食事を摂取するようにしましょう。
通常女性に備わっているエストスロゲンは、女性を美しくするホルモンですが、生理中に分泌されるプロゲステロンは性欲を抑制し、ある意味女性を美から遠ざけてしまうと言われています。
これは大事な妊娠に備えて女性としての最高の機能ですから、素晴らしい事です。
しかしこの時期全身のムクミと、イライラ、性欲減退、体重増加等まさにブサイクの王道。
諦めて部屋でゆっくりとこの時期を楽しむように心がけましょう。
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